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鮎釣り 08年度のウエポン&仕掛け。

さて、すっかりフライなのですが、忘れない内に仕掛けの作り方を書いておきます。
と、いうのも、やってる内に、あー こーすりゃいいじゃん、というコツがいろいろとあったので、書いておかないと、また来年になって、どーだったっけ?となりそうです。
昨年、少し、冬の間に仕掛けを作りましたが、机上の空論で設定した材料が、いざ、シーズンインして現場で使ってみると、駄目駄目で、しかも、製作の熟練度も低く、意味のない物となりました。
今回は、来年に向けて、手間の掛かるウエポンのパーツ作りをしておきたいと思います。

てなわけで、くぼやんスタイルのウエポン、作り方を書きます。



まず、材料から。
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左上から、
ビーズ
とにかく小さくて軽い物。ガラス製もありますが、プラでも強度十分。破壊テストしてみれば分かります。

中ハリス
好きな物でOK。通常は0.8号フロロ。天竜は1.2号フロロ。

ウエポンレールにつかう糸
ハリがある方が良いけど、ありすぎると使いにくい。ハリは太さで出して、カールしにくい物を探した方が実際使ったときに使いやすい。結構カールして消耗します。

0.5mのウレタンパイプ
背バリを打ちやすくするためのパイプです。これをかぶせると劇的に打ちやすくなります。

左下から、
ハナカン 好きな物でOK。すべて5.5mm。

背バリ
これを曲げて使用します。安くて、目立つ色で、軸も太く、折れず、カエシで抜けず、素晴らしいです。でも、すぐになまくらになりますが^^;

ティムコの16/0のスレッド
背バリ、逆バリに使います。スリムに仕上がります。

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逆さバリの部品です。
ワイドホールハリス止め 大に、速攻サカサ2号を半田付けして使用してます。
逆さバリ誘導なので、編み込みしてます。PEの0.7号。掴みやすい太さです。あとは固定用のスレッドです。

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まずは、ハナカンへレールを結びつける。パロマーノットです。糸の長さは作業しやすいように10cmぐらい。
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こんな感じ。コンパクトに手早く、100パーセントノットで仕上がります。

結び方としては、まず、丸結び。
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で、わっかに2重の成った部分を抜いて、ハナカンを通し、両方を引っ張って締めこみます。

次は、ブランコ。
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これも簡単な結び方で結びます。ビーズに0.8フロロを4cm。
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最初に丸結び、ビーズ通して、そこでほぼ締めて、ハーフヒッチ。こんだけ。最後に末端に8の字。

で、背バリを用意します。
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これが、
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こういう風に曲げます。コツは、やっとこでシャンク後端をもって、チモトだけに力を入れて曲げます。シャンクを持って曲げると急角度に成りすぎて折れます。100本もあるから、多少は折っても良いか^^; んで、最後にチモトをやっとこで持って折ります。

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レールにブランコ、パイプ1cmぐらいを通しておきます。6cmで切って、末端を8の字2個。

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背バリを16/0スレッドで巻き巻き。下巻きして、レール載せて、往復巻いて、真ん中でハーフヒッチ3回ぐらい。瞬接は落としません。
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パイプをかぶせます。大体、ハナカンから逆さバリまで3cmでセットしておきます。天竜用は4cmです。
これで、ウエポンのハナカン周辺が完成です。

んで、次は逆バリ周辺。
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逆バリはこんな感じで半田付け。コツは、コテをしっかり暖めて、細い半田線を使うことです。金尺にクリップで固定するとやりやすいです。わざと、軸とずらして付けています。このほうが持ちやすいからです。

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編み込みPEを20cmで切って、ハリス留めに通し、スレッドで固定。瞬接で仕上げ。

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15回ほど編み込み。いっぺんに4つぐらい編み込みしておくと楽。

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編み込み台から外して、またバイスへ。個人的にプラプラするのが嫌なので、真っ直ぐになるよう、スレッドで固定。裏に針で瞬接でコーティング。キッチリ締めて取り付ける必要なし。編み込みでストップするようにしてます。

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掛けバリ側の末端は、掴みやすいように2重にして8の字。その内側に8の字1個。
ハナカン側は、極小チチワ。全長15cm。

このチチワを、ハナカン側のレール末端に付けて使用します。仕掛け巻きに2つずつ収納して完成。大体、午前、午後で交換して、1回使ったら、ハナカン、逆さバリ、背バリは再利用して作り直します。
ウエポンの弱いところは、レールです。まず最初にココが切れます。この1.2号フロロでは、天竜でガンガン使うとヤバイですが、通常使用ならほぼ切れません。
あとは、タモの中で絡んだり、ややこしいことになりますが、それだけの効果はあるので我慢できます(^^)

  by fly-kubota | 2008-11-06 21:48 | 備忘録

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